くもりのち晴れ

私たちは建築を通じ「安心と心地よさ」をお届けします。

自宅へインプラス(内窓)を設置しました

普段、お客様へはQ値だ、パッシブだ、日射遮蔽だ、断熱だ、室温シュミレーションやスケッチアップだなど、住む方の健康や快適性などを誠実に提案させて頂き、その重要性をお話しています。

一方、平成7年建築の自宅のサッシュなどは単板ガラスしか使っておらず、冬は普通に寒さに耐え?、夏の暑さも我慢?の生活をしていました(笑)

この度、住宅ストック支援事業や、Low-E復層ガラスを一般復層ガラスにしてもお値段そのままというLIXILさんの後押しもあり、我が家のリビング2箇所に内窓を設置しました。

設置前の温室度は今月中旬に計測済みです、年明けに再度計測し、その効果を数字と実感でお知らせします。どれくらい変わるものでしょうか、あと音の効果は抜群ですよ。

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SE構法の基礎配筋

現在施工中の住宅の基礎配筋の状況です、平面的に「への字」形状のため、構造計画として基礎梁の形もそれぞれしっかりとした断面と配筋となりました、従来木造の配筋と言えば、D13〜D10(異形鉄筋)が普通ですが、この住宅ではD16(異形鉄筋の16mm)を使います、見たところ真っ黒状態です。

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パッシブデザインの定義

「パッシブデザイン」とは、建物のありかたに工夫して 建物の周りにある自然エネルギー(太陽、風)を 最大限に活用、調節できるようにし、 高い質の室内環境を実現させながら 省エネルギーに寄与しようとする 建築設計の考え方とその実際的手法を言います。

先日20日、富士吉田合同庁舎にて、山梨県エネルギー政策課主催の「やまなしスマートハウス普及セミナー」が行われました、内容は、パッシブデザイン協議会の辻裕介氏の、「パッシブデザインの意義」と、環境共創イニシアチブより「ZEHビルダー登録制度の概要」の二本立てでした。

「パッシブデザイン」とは、断熱、日射遮蔽、自然風利用、昼光利用と日射熱利用暖房の五つの項目をしっかり意識して「地域、立地、住まい手」という要素を加えた「最適解」を導き出す事が肝要であり、「外を知り、内をつくる」ことが「設計プロセス」となります。

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自立循環型住宅研究会関東ゼミ最終

かれこれ5年以上お世話になっている「自立循環型住宅研究会」の今年最後の関東ゼミ2016を18日、水道橋にて参加しました。最終会は恒例により様々な設計の「事例発表」です、こうした建築(新築、改修)を計画し、その温室度の計測や快適性などを事例を通じての発表です、今回は(も)東京大学の前先生の講義もあり、楽しいゼミでした。温熱だけよければ良いというものではありませんが、大事なファクターです。

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鬼門

家屋の中心から45度の角度で広がる北東方向を「鬼門」といい南西方向を「裏鬼門」といいます、日本では風水家相の方角の中でも、流派に関わらずこの鬼門と裏鬼門を重要視します。

家づくりでは、玄関やトイレ、リビングなどの平面計画、キッチンや浴室など水廻り設備などが中心となりますが、こうした「家相」も大事です、私は写真にあるレコード板を使用しています。

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