くもりのち晴れ

私たちは建築を通じ「安心と心地よさ」をお届けします。

自立循環型住宅研究会関東ゼミ

今週11日、水道橋において、自立循環型住宅研究会関東ゼミが行われました。
今年最終回となる今回は、4人による事例発表です。
私は、「2017年夏を測る、パッシブ冷暖デビュー作品」として30分ほどお話させて頂きました。
(パッシブ冷暖とは、床下エアコンです)
これは自身が設計した物件で、温湿度を計測し、お施主様の感想やその効果などを発表しました。
参加者の皆様の多くは、関東近辺の工務店さん、設計事務所さん、建材メーカーさんです。
他の発表者さんはじめ、参加された皆様には大変お疲れ様でした。

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頂側窓(ちょうそくまど)の効果

ダイニングからキッチン空間を撮影しました。南側には高さ2.200×幅2.600の掃き出し窓から勾配天井とした先には、頂側窓(ちょうそくまど)を計画してあります。右片方はFIXとし、左側へはチェーン式開閉のすべり出し窓を設置しました。やわらかな北側採光の取り込みと、ゆるやかに抜ける立体通風を考慮しました。これがパッシブデザインの「昼光利用」と「通風」の要素です。

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パッシブデザインプロセス認証制度(PassDeC)

一昨年よりパッシブデザイン協議会(代表理事 野池政宏氏)では、それまで曖昧だった「パッシブデザイン技術」を「見える化」する認証制度を設けています。これは建物に対する認証と、こうしたことに真摯に取り組んでいる事業者に対する認証制度です。今回は適切なプロセスを経てパッシブデザインが行われた物件であることを認証する「プロセス認証」を取得しました。見れば一枚の認証書にすぎませんが、これを頂くには、設計の考え方やパッシブデザインの要素はいかに考えたか、日照の検討、室温設定、日射量、パッシブソーラーエリアの設定、窓面積の検討、や目標Q値など、またその添付資料など結構なボリュームとなります、しかしここまできちんと行うことは、これからの家づくりには欠かせないファクターとなります。(これで2物件目です。来週3物件目を提出します)

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夜景での撮影

昨年6月にお引き渡しをした「増坪の家」の植栽工事が終了したのを受け、プロカメラマンを連れて夜景の撮影へ行ってきました。昨日は風も強い一日でしたが、夕方18:00より19:20までの夕闇をバックに撮影しました。やはり昼間で植栽もない写真よりはるかに見応えがあります。この写真は私のカメラで撮りましたが、カメラマンの写真は後日アップしますのでお待ち下さい。

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社屋入口のツツジ

この季節は新緑や季節の花々が咲く、四季の中でも清々しい季節となりました。

写真は社屋の入口に咲いたピンクの色も鮮やかなツツジです。バックに写っている無機質なコンクリートとも相性が良さそうです。

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