室温シュミレーション
昨今、家の断熱性能や、日射取得性能などの要素を計算したデーターを使い、「家の室温変化」が一目でわかるソフトが存在します。
構造と同じく、家の温熱環境も大事な要素であり、設計段階からこうした温度を把握しながら基本となる計画を進めることが可能となります。
中段の折れ線グラフは冬の室温(黄色)を表しています。赤い線が外気温です。朝6時外気温が0°Cの時、室温は16°Cということがわかります。
この家のQ値(家の保温性能)は1.4W/m2kですが、小さくなるほど保温性能はアップします。
健康で快適な室内環境を考える時、こうしたソフトを使いながら基本設計を行う意義は、パッシブデザインの基本となります。
外皮計算ソフト(エナジーZOO)