パッシブデザインの定義
「パッシブデザイン」とは、建物のありかたに工夫して 建物の周りにある自然エネルギー(太陽、風)を 最大限に活用、調節できるようにし、 高い質の室内環境を実現させながら 省エネルギーに寄与しようとする 建築設計の考え方とその実際的手法を言います。
先日20日、富士吉田合同庁舎にて、山梨県エネルギー政策課主催の「やまなしスマートハウス普及セミナー」が行われました、内容は、パッシブデザイン協議会の辻裕介氏の、「パッシブデザインの意義」と、環境共創イニシアチブより「ZEHビルダー登録制度の概要」の二本立てでした。
「パッシブデザイン」とは、断熱、日射遮蔽、自然風利用、昼光利用と日射熱利用暖房の五つの項目をしっかり意識して「地域、立地、住まい手」という要素を加えた「最適解」を導き出す事が肝要であり、「外を知り、内をつくる」ことが「設計プロセス」となります。
自立循環型住宅研究会関東ゼミ最終
かれこれ5年以上お世話になっている「自立循環型住宅研究会」の今年最後の関東ゼミ2016を18日、水道橋にて参加しました。最終会は恒例により様々な設計の「事例発表」です、こうした建築(新築、改修)を計画し、その温室度の計測や快適性などを事例を通じての発表です、今回は(も)東京大学の前先生の講義もあり、楽しいゼミでした。温熱だけよければ良いというものではありませんが、大事なファクターです。
後悔しないようにしましょう
家づくりにおいて最初に考えなくてはならない要素に、間取りやかっこいデザイン、断熱性能など、大事な事が沢山あります、この表は、新築後の経過年数につれ、後悔する内容をグラフにしたものです、「収納、間取り」と「寒い暑い風通しが悪い」がダントツです、収納間取りは住む側にの都合により不満が増してきた事に対し、寒い暑いははじめからきちんと計画しておけば後悔しなくて済んだはずなのにもったないですよね。
なぜ新耐震住宅は倒れたか
8月末に日経PB社より発刊されました「なぜ新耐震住宅は倒れたか」を購入しました、この本をきちんと読み、改めて整理しようと思います。「しっかり」「きちんと」「真面目に」つくった住宅が、どうしてこうなってしまったのかを正確に知る事の出来る一冊です。