くもりのち晴れ

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家相を考える

新築の平面計画を考える時、まずはじめに行うのが「ゾーニング」といって、駐車場や植栽を考えた建物の全体配置や、玄関、リビングルーム、キッチン、浴室洗面トイレなどの水廻りの「大まかな配置」を決めていきます。

このゾーニングに誤りがなければ、家の基本設計の8割は成功といってもいいでしょう。

計画を進めるにあたり、根拠のある生活動線を決め、玄関やキッチン、ファミリークローゼットなど収納などのボリュームもしっかり考えないといけません。

私の場合、ある程度ゾーニングを決めた後に、玄関及びトイレの位置の「家相」を確認します。やはり建築屋なのでそこのところは気にしながら平面を練っていきます。写真は私が使っている家相のレコード盤です。建物の「重心」に中央を合わせて鬼門方向に玄関やトイレが当たらないか確認します。

世に中にはこうした家相を気にしない方もいますが、「家づくり」には大事な要素と考えます。

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