土地選びについて
家づくりのスタートともいえるのが、土地選び。
立地や眺望、商業施設からの距離、通勤通学など、気になるポイントはたくさんありますが、見落としがちなのが、その土地の「地盤」。
丈夫な家づくりのためには、地盤のチェックが実は一番といってもいいほど重要なポイントなのをご存じでしょうか。
今回は、見落としがちな「地盤」をテーマに、重要である理由や、要注意な土地の特徴、見極めポイントについてご紹介します。
川や池、沼の近くにある土地は、水分を多く含む、粘土質の柔らかい土地になっています。
豆腐の例でいうと、乾燥した高野豆腐よりも、水気を含んだ普通の豆腐の方が、もろく崩れやすいように、やはり、水気が地盤にとって大敵になってきます。
昔からの地名がヒントになることも。
沼、沢、溝、橋、窪などの漢字が入っている地名は、水田や湿地の近くだったと考えられます。
土地探しで見落としがちな地盤チェックですが、希望の家を建てる上でベースとなる、とても重要なポイントです。
土地選びも家づくりも、人生に何回とない大きな買い物ですので、後悔がないよう、事前確認を入念に行いたいものです。
国土交通省HPのハザードマップでは、自然災害の予測図だけでなく、土地条件図なども載っており、正確に測定されたデータに基づく情報が閲覧できるので、ぜひチェックしてみてください。